ゾウノハナバレエプロジェクトは「横浜から世界へ、横浜生まれ横浜育ち、市民が育て支えるダンスカンパニー」を目指し、2018年より始動。インストラクターに安藤洋子を迎え、バレエ、ダンスにとどまらない新たな身体表現を探求してきました。
年間を通じて象の鼻テラスで行なうワークショップを中心に、アーティスト同士の対話から気づきを共有するトークイベント「ZAGAKU」などを実施。子どもたちからシニア世代まで幅広い世代の方々とともに、身体表現の可能性を探る機会を創出し続けています。


講師からのメッセージ

象の鼻テラスは横浜の港を訪れた人々の憩いの場所です。ガラス張りの大きな窓からは港が一望。広々としてとても気持ちの良い空間です。ダンス専用のスタジオではない、独り黙々とアトリエにこもってダンスの鍛錬をする所とは真逆の場所です。私はそれをとても面白いと感じています。
多くの人が日常集う場所で、ダンスという非日常を考えること。ワクワクとした心持ちで未来に向けた新しい出会いの企てを一緒にしていきましょう!!

プロフィール
安藤洋子 Yoko Ando/アーティスト、振付家

横浜生まれ。2001年アジア人として初めて、鬼才の振付家ウィリアム・フォーサイスの目にとまり、フランクフルトバレエ団(2005年よりザ・フォーサイスカンパニーの名称)に入団。15年間ドイツを拠点にカンパニーの中心ダンサーとしてフォーサイスと共に作品を生み出し、世界各国の舞台で踊る。現在、自己の身体表現を模索するとともに、経験を生かした芸術教育にも力を注ぐ活動を続けている。ZOU-NO-HANA BALLET PROJECTリーダー。神奈川共生共創事業「チャレンジ・オブ・ザ・シルバー」プロジェクトリーダー。YCAM InterLab + 安藤洋子共同研究開発プロジェクトRAM主宰。洗足学園音楽大学講師。